公的年金 受給見込み額シミュレーション

加入年数と平均年収から、将来受け取れる老齢基礎年金老齢厚生年金の見込み額を概算します。繰上げ・繰下げ受給による増減も確認できます。令和7年度の年金額に基づく概算です。

🔄 最終更新: 2026年6月23日公的資料に基づき作成・テストで検証出典編集方針

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受給見込み額(概算)

令和7年度(2025年度)の年金額・乗率に基づく概算

65歳から受け取る年金(月額の目安)
160,658円
年額 1,927,896円
年額192.8万円
  • 老齢基礎年金831,696円(43.1%)
  • 老齢厚生年金1,096,200円(56.9%)
老齢基礎年金831,696円
老齢厚生年金1,096,200円
合計(年額)1,927,896円
この年金収入(月 160,658円)をもとに、老後資金が足りるか試算できます。

⚠️ 本ツールは概算です。厚生年金は「平均年収 × 5.481/1000 × 加入年数」で近似しており、 実際は標準報酬月額の上限・過去の賃金の再評価・加給年金・経過的加算などで変わります。 正確な見込み額はねんきん定期便・ねんきんネットでご確認ください。

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関連ガイド・解説

公的年金は「2階建て」

日本の公的年金は、次の2階建ての構造になっています。

  • 1階:老齢基礎年金(国民年金) — 20歳から60歳までの加入期間に応じて、全員が受け取る部分
  • 2階:老齢厚生年金 — 会社員・公務員として働き、厚生年金に加入していた人が上乗せで受け取る部分

自営業・フリーランス(第1号被保険者)や専業主婦・主夫(第3号被保険者)は、原則として1階の基礎年金のみです。

1階:老齢基礎年金はいくら?

老齢基礎年金は、保険料を納めた期間(最大40年)に比例します。 令和7年度(2025年度)の満額は、40年すべて納めた場合で**年額831,696円(月額69,308円)**です(日本年金機構)。

老齢基礎年金 = 満額831,696円 × 納付年数 ÷ 40

例えば納付期間が30年なら、831,696円 × 30 ÷ 40 = 約62万円になります。 未納や免除の期間があると、その分だけ受給額は減ります。

2階:老齢厚生年金はいくら?

老齢厚生年金(報酬比例部分)は、現役時代の給与が高いほど、加入期間が長いほど多くなります。 本ツールでは、次の近似式で計算しています。

老齢厚生年金 = 厚生年金加入中の平均年収(賞与込み)× 5.481/1000 × 加入年数

例えば平均年収500万円・加入40年なら、5,000,000 × 5.481/1000 × 40 = 約110万円。 基礎年金の満額と合わせると、年約193万円・月約16万円が受給見込みになります。

繰上げ・繰下げで受給額が変わる

年金は原則65歳から受け取りますが、受け取り始める年齢を選べます。

受給開始増減月額の例(月16万円が基準)
60歳(繰上げ)−24%約 12.2万円
65歳(基準)±0%16.0万円
70歳(繰下げ)+42%約 22.7万円
75歳(繰下げ)+84%約 29.4万円
  • 繰上げ:1ヶ月早めるごとに0.4%減額(60歳まで早めると−24%)。早く受け取れますが、一生減額が続きます。
  • 繰下げ:1ヶ月遅らせるごとに0.7%増額(75歳まで遅らせると+84%)。長生きするほど有利になります。

どちらが得かは寿命次第ですが、長生きのリスクに備えるなら繰下げが選択肢になります。

受給見込みを正確に知るには

本ツールは加入年数と平均年収から見込み額を概算するものです。より正確な額は、次で確認できます。

  • ねんきん定期便:毎年誕生月に送られてくるハガキ(50歳以上は見込み額が記載)
  • ねんきんネット:いつでも最新の加入記録と見込み額を確認できる(日本年金機構

受給額がわかったら、老後資金シミュレーションで「老後の生活費に足りるか」を確認しましょう。 足りない分はNISAiDeCoで準備する方法があります。

計算上の注意点(必ずお読みください)

  • 老齢厚生年金は「平均年収 × 5.481/1000 × 加入年数」による近似です。実際は、標準報酬月額の上限、過去の賃金の再評価(再評価率)、加給年金、経過的加算、平成15年3月以前の期間(旧乗率)などで変わります。
  • 将来の年金額は、賃金・物価やマクロ経済スライドにより改定されます。本ツールは令和7年度の額・乗率での試算です。
  • 加入期間が10年(120月)に満たない場合、原則として老齢年金は受け取れません。

本ツールの計算結果は概算です。正確な受給見込み額は、ねんきん定期便・ねんきんネットや年金事務所でご確認ください。

出典・参考