個人事業主・フリーランスの節税対策|青色申告・小規模企業共済・iDeCo

最終更新: 2026年6月23日

個人事業主・フリーランスは、会社員より節税の幅が広いのが特徴です。柱になるのは①青色申告特別控除(最大65万円)②経費の計上③小規模企業共済④iDeCo(月6.8万円まで)。これらを組み合わせれば、課税所得を大きく減らせます。

①青色申告特別控除(最大65万円)

事前に届け出をして複式簿記で記帳し、e-Taxで申告すると、所得から最大65万円を控除できます。手間はかかりますが、効果が大きい基本の節税です。会計ソフトを使えばハードルは下がります。

②経費を正しく計上する

事業に使った費用は経費として所得から差し引けます。代表的なものは次のとおりです。

  • 家賃・光熱費・通信費(事業按分)
  • パソコン・ソフト・書籍・備品
  • 交通費・打ち合わせ費用
  • 外注費 など

経費が増えれば課税所得が減り、所得税・住民税・国民健康保険料まで下がります。領収書の保管と記帳が基本です。

③小規模企業共済(掛金が全額所得控除)

個人事業主の退職金制度ともいえる制度で、掛金(月1,000〜7万円)が全額所得控除になります。廃業・引退時に共済金を受け取れ、受取時も退職所得控除などの優遇があります。

④iDeCo(フリーランスは月6.8万円まで)

iDeCoの掛金も全額所得控除。フリーランス(国民年金第1号)は上限が月6.8万円と、会社員(月2.3万円)よりずっと大きいのが強みです。節税額はiDeCo節税・積立シミュレータで試算できます。

⑤そのほかの節税

これらで課税所得を下げた結果の手取りイメージは、給与所得者向けですが年収手取り計算機も参考になります。

優先順位の考え方

  1. 青色申告+経費の徹底(土台)
  2. 小規模企業共済・iDeCoで所得控除を上乗せ(合わせて月最大13.8万円の控除枠)
  3. ふるさと納税・NISAも活用

よくある質問

フリーランスの節税で一番効果が大きいのは?

青色申告特別控除(最大65万円)と経費の計上が土台。さらに小規模企業共済とiDeCo(合わせて年最大約166万円の所得控除)が強力です。

法人化は節税になる?

所得が大きくなると法人化で有利になる場合がありますが、設立・維持コストや手間がかかります。目安や是非は税理士に相談しましょう。

本記事は一般的な解説です。要件や上限は制度により異なります。具体的な申告・節税は税理士・税務署にご確認ください。

出典・参考

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