相続税はいくらから?基礎控除の早見表と納税額の目安

最終更新: 2026年6月23日

この記事に関連する計算機

相続税は、遺産の総額が基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人の数)を超えたときにかかります。逆に言えば、遺産が基礎控除以下なら相続税はかからず、申告も原則不要です。

相続税がかかるかどうかの分かれ目

まず確認すべきは基礎控除額です。法定相続人の数で決まります。

基礎控除額 = 3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数

法定相続人基礎控除額
1人3,600万円
2人4,200万円
3人4,800万円
4人5,400万円

例えば「配偶者+子2人(3人)」なら基礎控除は4,800万円。遺産がこれを超えた分にだけ、相続税がかかります。

相続税の早見表(納税額の目安)

法定相続分どおりに分け、配偶者の税額軽減を適用した場合の納税額の合計の目安です。

遺産総額配偶者+子2人子2人のみ(配偶者なし)
5,000万円約 10万円約 80万円
6,000万円約 60万円約 180万円
8,000万円約 175万円約 470万円
1億円約 315万円約 770万円
1.5億円約 747万円約 1,840万円
2億円約 1,350万円約 3,340万円
3億円約 2,860万円約 6,920万円

配偶者がいると納税額が大きく下がるのがわかります。これは「配偶者の税額軽減」(法定相続分または1.6億円まで非課税)が効くためです。

あなたの家族構成・遺産額での目安は相続税計算機で計算できます。

「遺産総額」に含めるもの・引けるもの

早見表の「遺産総額」は、次のような正味の遺産額を指します。

  • 含めるもの:預貯金・不動産・有価証券・生命保険金(非課税枠超過分)など
  • 引けるもの:借入金などの債務、葬式費用

生命保険金には「500万円 × 法定相続人の数」の非課税枠があり、その分は遺産に含めなくてよいなど、評価には専門的なルールがあります。

相続税を抑える主な方法

  • 生命保険の非課税枠(500万円 × 法定相続人)の活用
  • 小規模宅地等の特例(自宅の土地評価を最大80%減)
  • 生前贈与(暦年贈与の非課税枠など)の活用

これらは要件が細かいため、活用にあたっては税理士に相談するのが安全です。

よくある質問

相続税は遺産がいくらから?

法定相続人の数で決まる基礎控除(3,000万円+600万円×人数)を超えた場合です。相続人3人なら4,800万円を超えたらかかります。

配偶者は相続税がかからないって本当?

配偶者は「法定相続分」または「1.6億円」のどちらか多い額まで相続税がかかりません。多くのケースで配偶者の納税はゼロになります。

本記事の金額は概算(法定相続分どおりに分割・配偶者の税額軽減を適用)です。小規模宅地等の特例や生命保険の非課税枠などは含みません。正確な税額は税理士・税務署にご確認ください。

出典・参考

実際の金額は、無料の計算機ですぐに試算できます。