NISAのデメリットは?始める前に知っておきたい注意点

最終更新: 2026年6月29日

この記事に関連する計算機

NISAは運用益が非課税になる魅力的な制度ですが、デメリット・注意点もあります。始める前に「元本割れの可能性」「損益通算ができない」などを理解しておくと、安心して続けられます。

NISAの主なデメリット

1. 元本割れの可能性がある

NISAは投資なので、値下がりすれば元本割れすることがあります。預貯金のように元本は保証されません。長期・積立・分散で値下がりリスクを抑えるのが基本です(元本割れしたら)。

2. 損益通算・繰越控除ができない

通常の課税口座なら、ある投資の損失を別の投資の利益と相殺(損益通算)して税金を抑えられますが、NISAの損失はこれができません。NISAで損が出ても、他口座の利益と相殺したり、翌年以降に繰り越したりできない点は注意です。

3. 対象外の商品がある

レバレッジ型の投信、毎月分配型の投信、上場廃止が決まった株などはNISAの対象外です。とくに成長投資枠でも、長期投資に向かない一部商品は除外されています(成長投資枠とは)。

4. 短期売買には向かない

NISAは長期の資産形成を前提とした制度です。頻繁に売買すると、複利の効果を活かしきれません。

NISAとiDeCoのデメリット比較

NISAiDeCo
元本割れありあり
損益通算できないできない
引き出しいつでも可原則60歳まで不可
掛金の所得控除なしあり

「いつでも引き出せる」のはNISAの利点ですが、節税(所得控除)はiDeCoが有利です(iDeCoのデメリットNISAとiDeCoの違い)。

デメリットを踏まえた付き合い方

  • 生活防衛資金を先に確保:当面の生活費はNISAに回さず預貯金で。
  • 長期・積立・分散:値下がりリスクを抑える基本(複利とは)。
  • 使う予定の資金は入れない:数年内に使うお金は、値下がりリスクを避けて預貯金に。

よくある質問

NISAは損することもある?

あります。投資なので元本割れの可能性があります。ただし長期・積立・分散でリスクを抑えられます。

NISAで損したら税金面で不利?

NISAの損失は損益通算・繰越控除ができないため、課税口座より不利になる場合があります。

それでもNISAをやる意味は?

長期で運用益が非課税になるメリットは大きく、デメリットを理解して長く続ければ有力な資産形成手段です。

本記事は一般的な解説です。投資判断は自己責任で行ってください。

出典・参考

関連ガイド

実際の金額は、無料の計算機ですぐに試算できます。