106万円の壁とは?社会保険に加入する条件と手取りへの影響
最終更新: 2026年6月24日
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「106万円の壁」とは、パートやアルバイトの年収が約106万円(月8.8万円)を超え、一定の条件を満たすと、自分で勤務先の社会保険(厚生年金・健康保険)に加入するラインのことです。社会保険料が天引きされるぶん、一時的に手取りが減ります。
106万円の壁で社会保険に加入する条件
次の条件をすべて満たすと、年収106万円を超えた時点で勤務先の社会保険に加入します。
- 週の所定労働時間が20時間以上
- 月収8.8万円以上(年収約106万円以上)
- 2か月を超える雇用見込み
- 学生でない
- 勤務先の従業員数が一定以上(段階的に拡大。51人以上など)
勤務先の規模などの要件を満たさない場合は、106万円を超えても次の130万円の壁まで扶養に入っていられます。
手取りはどう変わる?
社会保険に加入すると、給与から健康保険料・厚生年金保険料が天引きされます。本人負担はおおよそ年収の約15%。たとえば年収110万円なら、年間で15万円前後の保険料がかかり、手取りは扶養内のときより一時的に減ります。
そのため、「106万円を少し超えるだけ」だと手取りが減る働き損になりやすいゾーンです。実際の手取りは年収手取り計算機・社会保険料 計算機で確認できます。
加入するメリットも大きい
社会保険への加入はデメリットばかりではありません。
- 将来の年金が増える:厚生年金に加入するため、老後の年金が上乗せされます(厚生年金はいくら)。
- 保障が手厚くなる:病気やケガで働けないときの傷病手当金、出産手当金などが受けられます。
- 保険料の半分は会社負担:自分で全額払う国民年金・国保より有利な面もあります。
働き損を避けるには、壁の手前に抑えるか、壁を大きく超えてしっかり働くかのどちらかが基本です。
よくある質問
106万円の壁は誰に関係する?
週20時間以上・月8.8万円以上などの条件を満たし、一定規模以上の勤務先で働くパート・アルバイトの人です。
106万円を超えると必ず社会保険に入る?
条件をすべて満たす場合です。勤務先の規模などの要件を満たさなければ、130万円まで扶養でいられます。
手取りはどれくらい減る?
社会保険料(年収の約15%)が天引きされます。106万円を少し超える程度だと手取りが減ることがあります。
本記事は2025年時点の制度に基づく概要です。要件は段階的に変わるため、最新情報は日本年金機構等でご確認ください。
出典・参考
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